ボイストレーニング講座

                     技術委員長 木田 征嗣  ( 2018年4月 )

 

   塙先生には昨年9月の第35回定期演奏会にヴィヴァルディ作曲「グロリア」(堤五郎指揮)のソリストとしてご出演いただき好評を博しました。そのご縁もあって今回はボイトレ 講師をお願いいたしました。  正直のところお若い先生と団員との年齢差が少々心配でしたが、始まるとすぐに先生の美声と明るさとわかり易さが団員の心を捉え、終始真剣に和やかにトレーニングを受ける ことができ、あっという間の90分でした。  レッスンの後、先生から団員みなさんの基礎がしっかりしている、合唱に向き合う真剣さに感動した、との評をいただきました。これを励みにレッスンを思い出しながら9月の定演に向けて一層努力していこうと思っています。また今回のトレーニングを単発とせず、定期 的に実施できるよう計画していきたいと思いました。

 

 

第4回 ボイストレーニング 講座

2019年7月6日       講師  塙 亜寿美先生

 

今回は合宿開始1時限目として

1班 ソプラノ

2班 アルト

男声

と分かれて指導を受けました。

ありがとうございました。

(授業内容秘密?)

第3回 ボイストレーニング 講座

2019年3月31日       講師  塙 亜寿美先生


 

 3月31日に受けたヴォイストレーニング、今回は柔軟体操と発声に加え、耳のトレーニン

 グがありました。

 
柔軟体操
 
・足は地面にしっかりと着け、手は両側に引っ張られている感じ。
・首は前に出さない。
・肩甲骨を下から持ち上げて、力をぱっと抜いて下ろした姿勢。
・肩・肩甲骨・背中のまわりが動いていないと、お腹だけでは息のコントロールできない。
 
発声
 
・肩甲骨を内側に少し入れて肺を押し上げる感じ。デコルテを意識する。
・骨を動かすとどの筋肉が動くのかを意識して、感じる。
・自然に息が流れたり、お腹を戻して押すと息が出てしまうという状態で良い。
・Sの子音で息を流す。(明るい感じ・上の前歯にあたる感じ・柔らかに息が流れる)
・息を強くぶつけてアタックの音をさせるのではなく、柔らかく息を出す。
・口の横に力を入れないで、唇を突き出したりしないで、息だけを出す。
・上唇を尖らせたり、鼻の下に皺を寄せたりさせない。
・顔に力を入れないで息を出す、途中で息が保たなくなってもOK。
・途中の余計なところに力を入れないで、横隔膜だけで息を流す。
・息を流すときに体が持ち上がるのは、OK。

・「ス~」「ス~」短い息で3拍伸ばして1拍休み、息継ぎ直前の3拍まで息を弱めないで出

 し切る。

・力が抜けていると息を出した時よりも、出した後のほうが音が強くなる。
(音色の変化で判断するほうが解りやすい)
・力が入っていると途中でディクレッシェンドしてしまって、後のほうが弱くなる。
・「ス~」3拍分伸ばしてクレッシェンドして吐ききって1拍休みで力を抜いて息を吸いこむ。

・「ズ~」3拍分伸ばして1拍休み、顔や舌の筋肉に力が入ってきたら、何もしないで出す事

 を意識して。

・発声の手順は、肺からの呼吸⇒声帯の振動⇒共鳴⇒声(音)なので、息が出始めてから音が

 出るまでには時間がかかるはず。だから、すぐに声が出るには、何かおかしいところがある。

・声がでる仕組み(3要素)は、呼吸、振動、共鳴。

・肩甲骨の下の角に手をあてて「ズ~」(息に響きをのせる)息を吸った時に肩甲骨が開くの

 を感じる、このときに肩は持ち上げない。

・ロングトーン:無愛想にして「ズ~」。(まずは単純に息の流れるのを感じる)

・ロングトーン:口を閉じないで少し開いた感じで「ウォ~」。(ウとオとアの間のあいまい

 母音)

・ロングトーン:音を回して「ウォ~ウォ~」最初に流した息が自分に帰ってくる、2回目は

 それを受け取ってまた流す感じ、その連続で息が循環して円運動する感じ。

・声を出すときに掛かっていた余分な力(力み)が無くなったら、OK。
 
耳を訓練する
 
・発音が無いと音程がとれない?
・発音(声を鳴らす)と音程を取る(ピッチを捕らえる)のは別々の脳みそが行うという意識。
・鳴っている倍音を聞きながら音程をとるとピッチを合わせ易い。

(倍音が鳴っているのがわかる耳ができると、聞こえるのが普通になる。聞こえなくても聞こ

 うとする)

・響きというのは空気振動、歌ったときに背中側も響くはず。(太く声を出す)
・響いてくると自分の音がわからなくなる。
 
(ヴォイストレーニング 記録:山田 浩)

 
 
 

 

第2回 ボイストレーニング 講座

2018年7月7日       講師  塙 亜寿美先生

動画は抜粋です、詳細は機関紙Harmony  no278に記載されました。

第1回 ボイストレーニング 講座

2018年4月22日       講師  塙 亜寿美先生

    動画は抜粋です、詳細は機関紙Harmony  no276及びno277に記載されました。

 

  こんばんは。先日はありがとうございました!

 

  皆様が温かく熱心に取り組んでくださったおかげでとても楽しくやらせていただき、あっと言うでした!

HPの件、承知しました。とても素敵な編集していただいて恐縮です!アップ楽しみにしております♪

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

塙亜寿美

 

2018424() 18:28

 

                 お詫び及び御礼

    ボイストレーニング講座の撮影が稚拙であったにもかかわらず、塙先生には上記のように快く

公開に同意してくださいました、お詫びと御礼を申し上げます。